ここまで、いろいろなカードについて紹介してきましたが、あなたはクレジットカードを作りすぎて財布に入らなくなってきていませんか?
クレジットカード以外にもポイントカードや領収書など、本来お金を入れたいはずなのにそれ以外のもので財布がパンパンなんて方は多いと思います。
クレジットスコアについて解説したページでも書きましたが、クレジットカードは2枚か3枚持っていれば十分です。
たくさん作りすぎて困っている人は、今すぐクレジットカードの断捨離をしてみましょう。
クレジットカードを整理するための4つのステップ
いざ必要なクレジットカードだけに絞り込もうとしても、あれこれ悩んでなかなか自分で決めることは難しいですね。
そこで、これからいらないカードを断捨離するための4つのステップについて解説していきたいと思います。
*6枚以上のクレジットカードを持っている場合を想定しています。
- 義理カードは解約する
- 年会費以下の利用しかしていないカードは解約する
- VISA、マスター、JCBなど提携先がダブるカードを整理する
- 2枚に絞るか全部解約して、最高な2枚を取得し直す
まずは、今持っているクレジットカードを目の前にすべて並べてみましょう。
そして、それぞれのクレジットカードをどういう経緯で取得に至ったのかを思い出しで見ましょう。
友人や知人に頼まれて義理で作ったクレジットカードは相手に悪いという思いはばっさり切り捨てて真っ先に解約しましょう。
タンスや引き出しにしまったままになって、使っていないカードなんかも同じく解約ですね。
2つ目は費用対効果に注目して選別しましょう。
年会費を払っているのに、利用頻度が少ないものをピックアップしていきます。
そして、1年分の利用明細を取り出して見てみましょう(ネットで確認してもOK)。
例をあげると、年会費2,000円の百貨店カードで、5%の割引特典が付いているとしましょう。
このカードの年間利用総額が40,000円以上であれば、そのまま継続利用してもメリットはあります。
40,000円×5%=2,000円ですから、これ以上の利用であればその分プラスということです。
もし年間利用総額が30,000円だとしたら、
30,000円×5%=1,500円ですので500円分損してます。
こういった使い方をしているカードは解約するリストに入りますね。
このようにそのクレジットカードのコストとお得度を比較して断捨離していきます。
ここまでで大分整理できましたでしょうか?
この次は残ったカードの中から、だいたいでいいので、自分のライフスタイルやこだわりに近いカードを何枚か選んでいきます。
特典や国際ブランドがだぶっていないか確認し、だぶっているものがあるのであればお互いの利用頻度を比較してよく使うほうのクレジットカードを残しましょう。
ここではメインカードとサブカードを決めていきます。
まず、メインカードですが、自分のライフスタイルから、選ぶのが無難でしょう。
買い物、旅行、ビジネス、ネットなどの中から自分に合ったクレジットカードを選んでください。
そして、サブカードはメインカードでカバーできないところを補完する特典やサービスがあるものを選びます。
それから、その2枚で相乗効果があるのかどうかを確認してください。
たとえば、メインカードでVISAを持っていたいのであれば、サブカードではJCBと提携されているカードを選択します。
また、エアラインカードがメインカードなら、サブカードは貯めたポイントが高還元率でマイルに移行することができる一般カードを持つのが良いでしょう。
1+1=2ではなく、1+1=3にも4にもなる上手な組み合わせを探して行きましょう。
どうしても良い組み合わせを見つけることができない場合は、一旦持っているクレジットカードを全部解約してしまいましょう。
そして、もう一度最初から選びなおしてみましょう。
せっかくクレジットカードを持つのですから、ステータスのあるゴールドカードをメインカードに選ぶという組み合わせを選ぶのもいいですね。
うまく組み合わせることができれば、今まで味わったことのない最高のカードライフを満喫することができるでしょう。