マイルを貯めてみたいけど、
「今までやったことがないのでどうしたらいいのかわからない。」
「誰に聞いたらいいのかわからない。」
という方多いのではないでしょうか。
私も以前はそうでした。
そこでいまさら聞けないような初歩的な疑問について解決していきたいと思います。
マイレージプログラムに入会するにはクレジットカードを作らないといけないのか?
答えは「No」です。
マイレージプログラムに入会するのに、クレジットカードを作る必要はありません。
マイレージプログラムに入会すると会員カード(会員証)なるものがもらえますが、これはクレジットカードとは別のものになります。
このサイトでもクレジット機能が付いたマイレージカードを紹介していますが、マイレージプログラムに入会すると同時に、マイルを効率よく貯められるからですので、必ずしも作らなければならないというものではありません。
しかし、こちらの方法のほうが断然メリットがあります。
例をあげると、デルタスカイマイルというデルタ航空のマイレージプログラムに入会する場合、デルタ航空のマイルが貯まる、スカイマイル・JCBカードを作ると、そのままデルタスカイマイルに入会することができてしまいます。
つまり、デルタスカイマイルJCBテイクオフカードを持ちたいのであれば、もちろんスカイマイルの会員である必要があるので、JCBカード入会時にスカイマイル会員でないのであれば、一緒にスカイマイルにも入会する必要がある、ということです。
こういう場合は、「マイルが貯まるクレジットカードに入会=そのマイレージプログラムにも同時に入会」となるので、何となくクレジットカードにも入会しなくてはいけないような感じに聞こえてしまいます。
ただし、そのようなことはなく、会員カードだけに申し込むことができます。
もちろん、始めはマイレージプログラムだけ入会し、普段のショッピング等でもマイルをためたいのであれば、後から提携しているクレジットカードに申し込むことも可能です。
フライトマイルとクレジットカードで貯めたマイルはまとめて使えるの?
答えは「Yes」です。
フライトで加算されたマイルも、クレジットカードを利用して貯めたマイルも同じマイルの口座に貯まっていますので、まとめて使うことができます。
例をあげると、ANAのマイレージプログラムであるANAマイレージクラブの会員の方が
- アメリカへのフライト往復で10,000マイルを獲得
- クレジットカード年間120万円の利用で12,000マイルを獲得
- クレジットカードの入会キャンペーンで5,000マイルを獲得
- Yahoo!ポイントを交換して1,000マイルを獲得
- 電子マネーの支払いで1,000マイルを獲得
このように、違う方法でマイルを獲得しても、全部同じ口座にマイルが貯まりますので全部合計すると29,000マイルとなり使うときは29,000マイルを一括で使用できます。
クレジットカードを解約した場合、貯まったマイルはどうなるのか?
今までコツコツ貯めたマイルがどうなるのかすごく心配ですよね?
この疑問の答えは
そのまま残る
です。
コツコツ貯めてきたマイルはそれぞれのマイレージプログラムの口座に貯まっていますので、提携クレジットカードを解約しても、マイレージプログラムの口座にあるマイルはそのまま残りますので安心です。
マイルが貯まる提携クレジットカードのゴールドカードを取得すると、上級会員になれるのでしょうか?
答えは「No」です。
クレジットカードのゴールドカードはあくまでもそのカードのゴールド会員ですので、各マイレージプログラムのゴールド会員もしくは上級会員になれるわけではありません。
各マイレージプログラムの上級会員になるには、それそれのマイレージプログラムで上級会員になるための条件をクリアしなければなりません。
しかし、デルタ航空だけは別です。
デルタ航空・スカイマイルでは、クレジットカードである、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会すると、自動でデルタ航空・スカイマイルのゴールドメダリオン会員(上級会員)になれる特典が用意されています。
つまり、通常不可である、「クレジットカードのゴールドカードに入会→自動でマイレージプログラムの上級会員になる」ことができるのです。
あまり飛行機に乗らないけれど、上級会員のステータスを持ちたい方は、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードを持つことで、無条件でデルタ航空の上級会員になることができます。
デルタ航空のゴールドメダリオン会員になれば、デルタ航空のほか、
- エールフランス航空
- KLMオランダ航空
- 大韓航空
- チャイナエアライン
などを利用する時も、優先チェックインやビジネスクラスラウンジの特典を活用することができます。